オンライン英会話でTOEFLハイスコアへの道
さて、TOEFLが如何に難しいのか御理解頂けたと思いますが、続いて「オンライン英会話を利用する事によりTOEFLのハイスコア獲得を目指す」事について紹介していきたいと思います。
TOEFLでハイスコア取得するために、通学タイプ、またはオンラインタイプの英会話スクールでは、特別なレッスンプログラムを用意しているところが有ります。
しかしながら、実際、通学タイプの英会話スクールにてTOEFLの専門コースを受講すると、グループレッスン(講師1人に対して生徒が複数名)のレッスンで、入会金や教材費は別にして、「1時間に付き5,000円～1万円程度の支出」を覚悟しなければいけず、正直なところ経済的とは言えません。
その点、オンライン英会話の場合では、マンツーマンレッスン(講師と生徒が1対1で行うレッスン)で「1時間に付き200円～500円」のコストでレッスンが受講でき、「月額で考えても5,000円～8,000円程度」となっているため、通学タイプの1時間当たりのレッスン費用で1ヵ月毎日レッスンを受講する事ができます。
TOEFLで高得点を取得するためには、日本人が最も苦手としている“リスニング”と“スピーキング”の能力を徹底的に鍛え上げる必要が有り、どちらか1つでも欠けてしまうとハイスコアへの道は閉ざされてしまいます。
そのため、TOEFLで高得点取得を目指す方々にとって、安価で利用できるオンライン英会話の有益性は“非常に高い”と言えます。
レッスンではスピーキングとリスニングを主に
オンライン英会話では、マンツーマンレッスンでTOEFL対策のレッスンが行われるために、レッスン内容に対するアレンジ(変更)は幾らでも可能になっています。
そこで、先生に相談をして「TOEFLでハイスコア獲得のために“リスニング”と“スピーキング”を重点的に鍛えたい」と言う旨を事前に伝えておくと効果的なレッスンを受ける事が可能になります。
それは、TOEFL対策のレッスンで、リーディングセクション(長文読解)を行うと、どうしても問題を解くためには長文を読まなければいけないため、レッスン時間の大半が回答時間に取られてしまうからです。
長文読解問題は、自分自身で読み説き、分からない部分だけをレッスン中に先生に質問する事で、レッスンの効率は大きく上がりますし、先生との貴重なレッスン時間を無駄にする事が無くなります。
TOEFL高得点取得者の英語は凄い
海外に留学やワーキングホリデー等でしばらく滞在しておられると、現地の大学に通うTOEFL高得点取得者と知り合いになる事が有ります。
彼ら(彼女ら)が話す英語は、それはもう美しい人たちばかりで、「これがTOEFL高得点取得者の実力か」と感心される事でしょう。
もしもTOEFL受験に興味が有る方は、以下のTOEFL対策のレッスンを行っているオンライン英会話の比較表でスクールを探してみてください。
TOEFL対策をオンライン英会話で学ぶ理由
「TOEFL(トーフル)」と言う言葉について、今まで聞いた事は有るでしょうか？
TOEFLとは、「Test of English as a Foreign Language」の頭文字を取ったもので、直訳すると「外国語としての英語テスト」と言う意味になります。
TOEFLは、アメリカ合衆国のNPO法人「Educational Testing Service(ETS)」が主催作成している英語能力判定テストで、全世界の「外国語として英語を学習された方(さている方)」が、自身の英語力の証明として受験されています。
TOEFLでは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つテストが行われ、それぞれ30点ずつの持ち点となり、最高得点が120点、最低得点は0点になります。
もし、海外の大学への進学を考えるのであれば(特にアメリカ)、TOEFLのハイスコアは必須と言え、最低でも120点満点中の80点つまりは、全科目通じての75％以上の正答率が必要になります。
ただし、TOEFL80点と言うのは悪魔で最低ラインとも言える水準で、実際にアメリカの主要大学への留学の場合には、95点～100点が主な目安になると言われています。
TOEFLはアカデミック・TOEICは仕事
「“TOEFL”は初めて聞くけれど、“TOEIC(トーイック)”は聞いた事が有る」と言う方は比較的多いのでは無いでしょうか？
日本では、英語力判定テストとして、圧倒的に“TOEFL”よりも“TOEIC”が有名なのですが、実は、この二つのテストはどちらも英語能力を判定するテストではあるのですが性質が全く違います。
まず、“TOEFL”は主にアカデミック的な英語力を測るもので、主に、母国語以外の第二言語として英語を学習されてきた方が、英語圏の高校・大学で授業を受けても、「授業内容が理解できるのか？」と言う事を見極めるための英語力判定テストになります。
つまりは、“TOEFL”のハイスコアを持っていると言う事は、教授(先生)が英語で何かの講義を行っている内容を理解する事ができたり、英語を使って何かの研究をグループで行う事ができたりと、「英語を使って学問を深める事ができるか？」がテストされます。
一方、日本で有名な“TOEIC”は「仕事に必要な英語能力が有るか？」や「仕事仲間とコミュニケーションを取るための英語力があるか？」を判断するテストとなっており、そのテストの主旨は大きく異なっています。
そのため、“TOEFL”で出題される単語や語彙と言うものは、かなり学術的な英単語も出題されるため、母国語からや英単語の意味を推測する事が困難な日本人にとっては、正直、“驚くほどの難しさ”になっています(ラテン語が得意な方は有利)。
しかしながら、近年このTOEFLでハイスコアを取得した学生に対して、大学入学が優遇される事が検討されているなどしている事から日本でも注目を集め始めている上、TOEICのハイスコア保有者はTOEFLではハイスコア取得はできませんが、TOEFLハイスコア取得者はTOEICでハイスコアの取得が可能になるため、一石二鳥を考えて最初からTOEFLを勉強される方も少なく有りません。
アメリカの大学留学にTOEFL
ある大学の助教授が、米有名大学であるマサチューセッツ工科大学(MIT)に留学をする際に、TOEFLスコアの申請を求められたと聞きました。
その助教授は「学生にはどのように英語を教えると良いのか？」と言う分野について研究をされている先生で、日本では言わば「英語教育のスペシャリスト」とも呼べる人物です。
そんな英語のスペシャリストである助教授でも、1回目のTOEFLではMITが要求したスコアには届かなかったそうです。それほどTOEFLは難関な試験です。